Fate/Grand Order
いまや膨大な作品を内包するに至った『Fate』シリーズは、2004年、PCユーザー向けに18歳以上向けのゲームとして発売された『Fate/stay night』に始まる。これは『月姫』で同人ゲーム史上に残る大ヒットを記録したサークルTYPE-MOONの初商業作品であり、18歳以上向けゲームとしてはやはり記録的なヒット作となった。
主に物語を綴ったシナリオライターは奈須きのこ。『Fate』シリーズは彼が高校時代にノートに書いていた物語からスタートしていると言われている。その舞台となるのは、西暦2000年ごろ、日本の地方都市である冬木市だ。この平凡な町に七人の魔術師「マスター」と同数の使い魔「サーヴァント」が集まってきたことから物語は始まる。
『Fate』シリーズの全般的な基本設定として、マスターとサーヴァントがペアを組んで戦うというシステムがある。『Fate/stay night』の場合、マスターによって召喚されたサーヴァントはセイバー、ランサー、アーチャー、ライダー、キャスター、アサシン、バーサーカーの七つのクラスとして地上に現れる。各々のクラスには特徴があり、またマスターは「令呪」と呼ばれる特殊な魔術を用いて自分のサーヴァントを三回だけ強制的に従えることができる。
基本的にはマスターはサーヴァントを支配する立場にあるわけだが、サーヴァントたちは「アーサー王」や「クー・フーリン」といった歴史上の英雄たちが使い魔としてこの世によみがえった強力な存在であり、ときにはマスターに反旗をひるがえすこともある。また、サーヴァントは「宝具」と呼ばれる強力な得意技を使うことができるのだが、それを使用することは秘密になっている正体の発覚につながり、弱点が相手にバレることもありえる。この緊張感に満ちた設定が『Fate』シリーズのひとつの見どころだろう。
ゲーム概要
FGOのゲームジャンルはRPGとなっていて、アドベンチャー形式のストーリーパートとコマンド選択形式の戦闘パートで構成されています。
ストーリーパートは
- スキップや早送り機能有り
- 後から見返す機能あり
- 選択肢あり(※一部の例外を除いてキャラクターの反応が変わるのみ)
- ボイス無し
となっています。
戦闘はコマンドバトル形式になっています。
サーヴァントや主人公のスキルを使用できる「タクティカルフェイズ」、サーヴァントにどんな攻撃をさせるかを指定する「コマンドフェイズ」の後、味方と敵が行動してターン終了という流れになります。
戦闘パートには戦闘シーンの一部省略や早送りができる機能が用意されています。
ただし、オート戦闘や1度クリアしたことのあるステージのスキップ等の機能は現時点では実装されていないため必ず手動でステージをクリアする必要があります。
カードを使ったターン制のバトルシステムを採用している。1ターンにできる攻撃は3回までで、5枚配られたカードの中から3枚選び、誰がどんな攻撃をするのか指示する。素早さのパラメータはなく、必ず自陣が敵よりも先に攻撃する。
サーヴァントは1騎につき3つ固有スキルを持ち、さまざまな効果で戦況を有利に運ぶ。スキル同士にも相性の良し悪しがあるので、クラスも含めて相性の良いサーヴァントを組み合わせよう。
まとめ
今回はFateシリーズ超人気ゲームアプリ「Fate/Grand Order」を解説してきました。
本格バトルRPGで、コマンドオーダーバトルを採用!
また、500万文字と圧倒的なシナリオ量が魅力で、Fateファンでも満足できる仕上がりになっています。
さらに、バトルも迫力バトルアニメーションで描かれており、見入ってしまうほど本格的なクオリティでした。
Fateファンでも、初めての人でもかなり楽しめる作品になっているので、是非ダウンロードしてみてください。